仕事がら、名古屋市内の職場の近くに住まいを持ちたい。
そう考えると、分譲マンションがいい、、
でも、
一戸建、地面の上に住みたい。
無理かなと思いつつ
もしかして?
そんな気持ちでスミカフェ相談会
■ 街中でマンションを購入するなら ■
その価値は?
・駅に近い事
学区や便利な場所など
・広さがあること
単純に面積
この2点が決めてです。
逆に付加価値としての
・設備の豪華さ
・外観
これらに、とらわれてはダメ
中古マンションを探すに場合も
同じだとおもいます。
■ 土地を購入するなら ■
その価値は?
不動産と言うぐらいですから
財産的な価値が大きいです。
それ故に、価値のある土地は
値段が高い。
さらに限られた場所での
ちょうどいい土地は入手困難
どうするか?
予算の配分が難しいです。
良い土地は高い→建築費用が 減、、、
安い土地は、いろいろと 難あり、、、
でも、土地だけでは、住めないですよね。
FiELDのお手伝いできる事は
土地と建物の総合的な、見極めです。
■ ケーススタディ その1■
Nさんが見つけてきた瑞穂区の土地
敷地は広そうに見えますが、建ぺい率が30%、高さ制限あり
さらに壁面後退などと規制が厳しいので、必要な床面積をとるには、
高さ制限のかからない地下を利用、、、
これは、土地は安いが建築費が高い
でも、近隣の環境はすごくいい、、、どうしようパターン
■ ケーススタディ その2■
こちらは、北が交通量の多い道路、近くにSEIYUがあって便利なところ
でも、南側がマンションで日当りが、、、計画案としては、
2階リビング、屋上テラスにハイサイド窓にて日当り確保
総合的には、まあまあパターン
机上でのシュミレーションのあい間、
同じ名古屋市内でのオープンハウス
参加していただきました。
狭小地でも家の中は
広くて明るくできるリアル体験
家づくりの可能性を確信。
設計事務所との土地探しのメリットをもうひとつ。
ケーススタデは、具体的な希望を間取りに反映していくので、
次に活かすことができる。
Nさんの希望は、趣味のピアノを音を気にせずに弾けること
マンションでは、諦めていた防音室をつくることです。
ひとつひとつのプランは違いますが、敷地の条件にあった
コンセプトのなかでほしいものが見えてくる。
そして、ついに、グッと引かれる土地との出会いです。
駅から徒歩5分、職場まで自転車でも行ける、予算もOK
ただし、敷地の間口が4.5m、、、
全然、大丈夫 casa 339* で体験済み
Nさん、勇気をもって 決断の時。
土地の購入意志を不動産屋さんに伝えて、交渉期間中
具体的なプランの検討に入ります。
Nさんご夫婦の希望は、
○音の漏れないピアノ室
○主人の書斎、妻のこもり部屋
○大きな本棚
○和室の寝室
○二人で料理のできるキッチン
○キャンプ用品を収納する納戸
○光と風を取り込む中庭
■最初の案
中庭を中央に配置して南北に分ける。
1階にピアノ室 水廻り
2階にLDKと和室(寝室)
この案では、居室が2階にあるから明るく勾配天井ができる。
中庭の目的は機能してるけど、限りある敷地の中で有効かどうか?
ピアノ室が、押されて小さくなってしましました。
■別の案
中庭をやめて、ピアノを積極的に中央に置く。
1階にピアノ室兼LDK 水廻り
2階に書斎、吹き抜けと和室(寝室)
小さな音楽ホールのような空間でトップライトでさらに演出と思ったけど
防音が心配、、機能が分断された感があります。
他にも、いろいろな案が出ました。意見を聞きながら検討していきます。
進んではもどり進んではもどりを繰り返します。
ここら辺で、もう一度、Nさんの変化した希望をまとめてみよう。
○日当り、風通し
○ピアノの防音
○バリアフリー
バリアフリーの検討が新たに加わりました。
将来のことを考えると、2階のLDKや水廻りは心配?
水廻りは1階でいいかな。しかしLDKが1階だと狭い、日当りも悪い
どうする?
Nさんから意外な提案が、DKが1階でリビングが吹抜けつながりの2階は
どうですか? えっ!
リビングとダイニングが別階、考えてもいませんでした(汗)
Nさん夫妻の暮らし方は、今もダイニングが中心
リビングはゆっくりくつろいでテレビを見たい時や音楽を聞きたい時に、
あればいいかなぁとのこと。
■新しい案
新たな展開にペンが走り出したmachiさんのスケッチ。
1階にピアノ室、DK、水廻り
2階に吹抜けリビング、中庭、和室
玄関ホールとピアノ室を兼ねて、駄洒落のようなピアノホールも生れました。
土間レベルのピアノホール、1階DK、2階リビングそして
ルーフバルコニー(中庭)はプチスキップフロアで微妙な距離感を
大切にしてます。
とくに2層に分かれたリビングとダイニングの距離を
離さないように階の高さを細かく調整しました。
和室とルーフバルコニー
Koshi模型による立体検討スタート
基本設計もまとまりつつ
今日は、LIXILのショールームへ
プランと実物を見て。
出来上がりをイメージ
しながらの見学は、
大変だけど、楽しいです。
基本設計 完了
ここからは、実施設計で図面を仕上げていきます。
そして、相見積もり、工事契約が済むと、、
地鎮祭で工事がスタート。
この後は、 けんちく中 eely*house. にて更新です。
レポートは由でした。