tomさんの夢は
キャトルと共に暮らすこと
ガレージでレストアして 家の中から眺めたい
それからもうひとつ
大きな窓のあるバスルーム
庭が見えたら最高だ
chimさんの夢は
みどりと共に暮らすこと
椅子をおいてお茶を飲む
土間のあるくらしにあこがれる
tamくんのすきな色はブルー
数字は 7
そしてシュリケン
いつもいっぱい飛んでくる
samちゃんのすきなのはワンワン
たべることだいすき
あそぶことも
ときどきE-tanがお相手を
tomさんとの出会いは1本のお電話からでした。
「カドのいえのオープンハウスの予約をしたいのですが、
メールがうまく送れなくて・・・」と直接ご連絡をくださいました。
事前に電話でお話ししたこともあり、オープンハウスでも、「あーどうも〜」と親しげな越くんが現場担当者として、熱く説明させて頂きました。
「まずは刈谷で土地探しから始めましょう!」
ということで次回は建築相談会のスミカフェで会うことに。
そして月1回のスミカフェ
あれっ?あんなに乗り気だったのにtomさんからメールの返信がない・・・
っとそこへ一本のお電話が。
「今から行ってもいいですか?」とtomさん。
どーぞどーぞ。。
そんなこんなでスミカフェ。
□まずは総額に対して、いくらくらいの土地を買おうと思っている?
「半分くらいかな〜」
□では、どんな家にしたい?
「ガレージハウスでガーデニングができて〜車も2台くらいおけて〜」
そこで総額から土地代を引き、そこからかかるだろう住まうための費用、
諸経費、本体以外の建築費用を引いてみると・・・
tomさ〜ん、車はお家に入れてあげられないかなー、、
□ちなみにどのくらいの広さの土地が希望?
「50〜70坪くらいかな」
うーーん、刈谷は無理っぽいね、、
総額が決まっている以上、なんとかして土地購入の予算を押さえる必要があるので、
あれやこれやと土地探しのポイントを伝授、土地探し再びです。
しばらくして・・・
tomさんから予算と面積を満たす物件が見つかったとのメールが届きました。
確かにその土地は車も置けて、ガーデニングには最適な広さのある土地でした。
だいぶ高いだろうな〜、車は既製品のガレージに入れることになるかな〜
と内心思っていとのですが、土地の値段を聞いてビックリ!!
tomさんすごいーー!ほんとですか
それなら車も一緒にお家の中で暮らせますよーー。
敷地は愛知県高浜市の分譲地。南北に長い約70坪の台形型で・・・
どうしてこんなに広い土地がお値打ちだったのかというと
行き止まりの道のendにあり接道している道路幅が2mだったから。
そのためお隣さんと、車の出入りのために共有する部分がありました。
打合せの中で書き込んだチェックシートとにらめっこしながらプランニング。
まずはみんなの希望を叶えたいところ。
中でも、気になる部分には赤丸をつけてイメージイメージ。
リビング20帖??
広くしたいなぁ開放感
対面でcafe風とあるがこんな感じ?
ビルトイン(車も家の中)だけど外観は?
車がちら見できるビルトインにして
庭の花をみせる季節感のある玄関。
仏間付和室がリビングの横にあり
脱衣洗面を別々にした洗面室。
なかなか平面プランが決まらなかったため
模型は小さいサイズになりました。
できました!! first plan A
今回は「みどりに囲まれた家」
を伝えたかったので、赤ペンでなく黒ペンコメント。
色鉛筆の木々たちが、家より目立っています。。
First プレゼンの日。
tomさんもchimさんも、とっても喜んでくれました。
「へぇ〜なるほど、こうなるんだ〜」といいながら
模型を平面にのっけてみたり、室内やお庭のイメージ写真を見せてくれたり。
tomさんも敷地図を見ながら、車はここかな、家はこの辺かな?っと考えてはいたけれど
リアルな大きさでのプランをみるとそうかそうかーと思うのだとか。
そして後日頂いたコメント。
まるで赤ペン先生のようにいろいろと書かれてあるので、とてもわかりやすいです。
「ガレージ良いです。Goodです!ウレシイです!」
「パントリー(食品庫)ってあったらどうだろう?」
「1Fの収納が心配。wic(ウォークインクローゼット)に入るかな?」
「水回りが(洗濯→干す→片付ける)が2階にあるのはまさに理想。
ただ、将来的にお風呂が2階にあることに少し迷い。でもきっとこの案が素敵」
などなど。。
さすがに今回はA案で進める事は出来ませんでした。
というのも、そもそも駐車場の位置ってどうなの?
行き止まりの道路のため車庫入れの問題にぶちあたり,,
3台→2台に変更
プランも始めから練り直し。
こちらはtomさんちでの打合せ風景。
この日のために食卓にパソコンを置いて
「こんなイメージなんですよ画像」を
ペラペラと見せてくれました。
すごいっ。わかりやすい!!
そうゆうわけで、すっかり気に入ってしまったFiELDはそれ以来
打合せテーブルにパソコンを置くようになったのです。
さて、プランはと言えば、B案、C案、、っと進みながら
どんどん深みにはまりつつ、とうとうこんなものまで
可能性を追求しだすときりがなく・・・
「もはやキャトルは見えないね」のchimさんの言葉にはっとさせられた。
そうだ やりたいことをてんこもりにしていたら
大切なものを見失うところだった。
「4box」
キャトルボックス
という名前にして必要な物やりたいこと
過剰な設備がまんできること不要な物を
再確認。
プランのたびにチビ模型を作って検討。
よく陥りやすいこと。
間取りの使い勝手や、部屋の面積にこだわり
平面プランに釘付けになると
立体にするのがむずかしくなる
住むのは中だし、見るのも室内
でも見られるのは外
かっこいいほうがいいではないか。
1/50にもしてもらえないイマイチな模型が並ぶ・・・
周囲の分譲地がどんどん立て上がって行く中、じっくりと考える時間をくださったお二人に
感謝!
いくつもプランがあると良さそうですが
どの案も必ず良いところ、悪い所があるため悩む悩む。
時には「う〜ん、なくなっちゃったか〜」と残念な事もあったのに
どんなときでも前向きに楽しんでくれて。
感謝!!
計画中には、お風呂などの水廻りやキッチンのショールームにも平行していきました。
オーダーキッチンの打合せ
倉庫の一角の展示を見ながらなので
きれいなショールームと違いイメージしづらいのですが、
担当の鈴木さんはいろんなことを知っているとても頼れる姉さん。
どうしたらお値打ちでよいキッチンが作れるのかとコツを教えてくれるのです。
実家に置いてあるという愛車のキャトルも見に行きました。
小さくてかわいい!!
なんとも愛嬌のあるお顔です♡
室内から見えるだろう後ろ姿はこんなかんじ。
フルゴネットというタイプで、後ろがこんもりなっていてここで暮らせそう。。
実家の庭先にはchimさんのガーデングッズである
テラコッタの大きな鉢がたくさんありました。
出番はまだかと待っているかのよう。
以前、自分たちで敷いたというレンガの床。
4boxの庭も自分たちでレンガを敷いて、木や花を植えて少しずつ作っていきたいとのこと。
みどりを愛するchimさんたちの庭のある家を造る過程で
この窓からはどんな植物が見えるだろう?とか
このアプローチには何を植えるだろうと
想像するのがこれまた楽しみになっていきました。
それでは、
ようやくまとまった間取りの
スケッチの一部をご紹介。
玄関ホール
駐車場の脇を通ってのアプローチ
木製ドアを開けると落ち着いた印象の玄関ホール。
小さなペンダントライトとベンチがあるのみ。
それ以外の物は脇にある玄関納戸へ収納。
ホールから見た感じ。
玄関収納には廊下から直接行ける。
2階への階段は廊下から。
階段下にトイレ。
玄関納戸
納戸の中には、ガレージのキャトルを見るための窓。
変更!
ドカティないえのオープンハウスで土間におかれたドカティを見て、
「もっとキャトルがみたいよね〜」となり玄関収納を再検討。
ガレージの片隅にあるワークスペース。
tomさんの世界が広がるこもり感のあるステキな場所。
外部に駐輪場、その上に小さいけど物置スペース。
リビングルーム
シンボルツリーが眺められる様に大きな窓のある吹抜リビング。
スタディーコーナーの横には背の高い本棚目の前にはキャトルを見る大きな木窓。
そして、その上部手すりのある部分が室内物干場になります。
キッチン
丸見えにならないようにしたい(切望)土間もあって欲しい。
chimさんのためキッチン。
少しこもってる感じにして土間の部分にワークテーブルと食品庫を設置。
途中でもっと積極的に土間ライフを楽しんでもらおうとキッチンの向きを変更。
そのために表しになった柱にプランターが置ける梁をつけて
みどりが垂下がる様に・・・
1F納戸
最後までどうしても欲しかった納戸。
食品庫のさらに奥の細長いスペースに付け加えました。
「これで安心」とchimさんは言っていました。
そして、
かなり苦戦した6帖の和室
放っとくとLDKに追いやられてマンションのような奥まった位置になる。
LDKがプラス広くなるための和室ではなく
積極的に行きたくなるような特別な場所に・・・
あえて、いったん土間に降りてのアプローチ。
ここでは、庭仕事の休憩にお茶を飲んだり
お昼ねしたり、タタミに正座して窓辺から庭を眺めて欲しい。
きっと心地よいはず・・・
洗面室&バスルーム
2階に作ったバスコートのあるバスルーム。
お風呂からバルコニーの植物に水もやっちゃう作戦です。
水漏れが心配なのでユニットバスを採用。
大きな窓があるので少しでも
寒々しないお風呂にするためにも・・・です。
洗面室は室内物干場、バルコニー近く。
キッチンからの動線は遠くなりますが、WICが近い、1Fが広く使えるなどいい面も。
主寝室
和室の上に位置するベッドルーム。
同じ様にコーナー窓をつけて眺め、日当り共よく・・・
tamくんのお部屋
切妻屋根をいかした勾配天井小さなtamくんの隠れ家付。
samちゃんのお部屋
ベッドルームとクローゼットがカーテンで隠せる女の子仕様。
着替えるときに便利です。
複雑な構造にmachiはもはや外観パースが描けません、、
というわけで、1/50模型をお願い越くんに。
時を同じくしてFiELDの現場シートを作成。
なので外壁に張る木板壁はお気に入りのファールーンレッドになりました。。
全然違う色になるかもしれませんが、(なりました)
模型はアテンションが大切。
こんなこともできるよと可能性を広げてみるもの楽しいものです。
いろんなヒントやダメだしをくれ、 最終的に屋根や外観を納めてくれた由さん。
そして、tomさんchimさん
「こうなるんだ〜!!」と言いながら
すごくうれしそう♪
こんなに喜んでもらえてなんだかとってもじ〜んときました。。
屋根を外すと段差のある部分や間取りがわかります。
一番上にtamくんの隠れ家があるよん。
「そろそろ住みたくなってきた」とtomさん。
そうですね、ほんとお待たせしました。
皆様のアドバイスや励ましに支えられて
ようやくプランを作りあげることができました。
本当にありがとうございました。
続きは現場担当の越くんの
けんちく中4box をお楽しみに♪
以上、4box(キャトルボックス)けいかく担当のmachiでした。