お天気に恵まれた2011年3月26、27日
niconico houseのお客様とお隣に住むご両親様の
ご厚意により、オープンハウスが行われました。
今回から見に来て下さるお客様に、
じっくり見て頂けるようにと予約制の形をとることになりました。
それではさっそく真っ黒な玄関から入りましょう。
さぞかし中は薄暗いと思いきや、いきなりのお庭に
「まぁ!!」っとのお声が。
そんなふうに言って頂けると嬉しくなっちゃいますね〜。
お隣のお庭がとても素敵だったので借景させてもらいました。
足場板で作られているベンチはFiELDによるもの。(というほどでもないけど、、)
スチール階段とお揃いのデザインです。
そしてこちらが気合いを入れて作ったスチール階段。
nicoさんのやりたい事その❶
けっこう男前にできたと思うのですが・・・
ちょっとビックリする黒い壁。
すごく好評でした。
暗い家になるんじゃないかと不安だったようですが、
とても外な感じ。
あれっ?さっき入ったよね家の中。ってな・・・
学校みたいとか駅みたいとかいろいろな感想。
もちろんこちらもその❷
リビングの壁はその名もporters paint。
とびきりやりたかったその❸
いや〜これは本当に素晴らしかった。
DCMが似合う壁に初めて出会った〜!!
nicoさんありがとう。
南北に長い敷地のため、南にリビング→ダイニング→キッチン
東側に廊下、階段便所の並ぶ、いたってオーソドックスな間取り。
リビングから眺めたいと切望していたスチール階段。
「だったらリビング階段ですね!」
「でも寒がりだから、、、」
「それなら、ユニデール氏(蓄熱暖房)を付けましょう!」
「でもかなりの寒がりなので、やっぱり廊下階段にします。」
と悲しみの決定を下すnicoさん。
「だったら室内窓をつけてリビングから階段見ましょう!」
と提案したのがこの窓ができた理由なのです。
ほらっけっこう見えるでしょ♫
ドアにもこだわり!
ピカついたノブが心躍ります。。
いったん廊下に出て・・・
廊下の突き当たりにあるのがウォークインクローゼット
右側に便所と洗面コーナー、左側にはキッチンへの入口があります。
では、キッチンに行ってみましょう。
打ち放しコンクリートに囲まれたコの字型キッチン。
いつになくハードな印象です。
収納力を一番に考えたら思いつかないレイアウト。
ゴロ付のイスに座りながら使用する。
イメージしてみるとけっこう使い勝手が良さそうです。
キッチンからリビングの見るとこんな感じ。
キラキラのペンダントはダイニング用照明。
nicoさんのやりたかったその❹
ナベも洗えるミーレの食洗機。W600 でっかい!
せっかくなので中を拝見。そうそう。こうゆう開いて中を引き出すタイプがたくさん入っていいんですよ。
国産では最近無くなっちゃったんですよね・・・やはり相当いいですね!
タイルはピカついた白のウマ張り。
ハードな色合いの中にある、光ものの取り入れ方が絶妙でnicoさんのセンスの良さが伺えます。
男前だけど、男くさくない
かっこよさのある空間
だから今回は男性陣にも非常に人気がありました。
木の色の扉や家具、雑貨が好きだからこそ
それらが主役になる空間作りを心がけたnicoさん。
あえて床には白いオスモを塗ってみたり、キッチンや収納の扉も白くして消す。
ここぞという場所の扉には↑主張のある木目を持ってくる。
ときにはこんな遊びも取り入れる、ゆるキャラな一面もあったりしてうける!
開けると食材ぎっしりの食品庫だったり
リビングのいろいろ入れだったりする
寒がりさんのお風呂はユニットバスになります。
お風呂・脱衣室・ウォークインクローゼットすべて白で統一。
いたってシンプル。
脱衣横の2.5帖のウォークインクローゼット
こちらもどうしても一階にほしい!っとねばった❺
その他一階には3帖の玄関納戸もあるし、長い廊下もあるので
LDKは18帖ほどの広さなのですが、
「それでもいいから〜」と設けた収納スペース。
確かに便利♡
こちらは廊下にある便所。
小さな手洗いの下は収納で上部の板張りは開きません。
なんで開かないの??
それは・・・
壁の向こうにある洗面コーナーから
使用しているから。
廊下にある洗面コーナー。
家族がお風呂に入っている時に、使用したいとの理由から、
手洗いもたくさんあると掃除も大変だし、スペースもコストもかかる。
それでも欲しかった❼
だからとっておきの鏡と自分で扉をペイント。
いい色出てます!
それでは2階に行きましょう。
細く仕上げた階段ですが、かなりしっかりしています。
階段のつきあたりにある窓からの眺め。
こけの緑がうつくしい。
2Fの間取りもいたってシンプルな中廊下タイプ。
南に子供室2つ、北側にパパとママの部屋が並びます。
おっと、模型がありますね
そういえば三角屋根だった時期もありました。。
黒い家がいいけどーお隣に住む両親のことを考えると
リビングの窓前だけでも白にする?
玄関前だけでも明るくする??
そんな検討をした日々が懐かしい・・・
こちらはパパの部屋。
濃いめの床で落ち着いた印象に見えますが、実際は大きい窓のある明るい部屋。
“自分の部屋の壁紙や塗料は自分で決める” がnicoさん流。
そして
ひときわ存在感を放つドア。
ママの部屋への入口です。
もちろんドアからこだわりたい❽
皆さん、すごいね〜とかなりの注目度にもかかわらず
なぜか、最初に入ろうとはしないんです。。
トイレ見て〜子供部屋見て〜・・・
ペパーミントグリーンの壁紙のトイレ。
真鍮色の紙巻きやタオル掛が似合ってました。
黒、白、コンクリート、スチールといった
ハードなものの多い1階とは対称的に
子供たちの事を考えて、楽しかわいい感じ♡
子供部屋の入口。
まとまった納戸がなくても、廊下に棚をつければなんとかなるし、
扉がなくたっていいし!といさぎよいnicoさん。
こだわり部分を守るため、そうでない部分と明解に分けて、ほしいものを手に入れた。
うまいなぁと感心します。
女の子と男の子なので将来分ける前提ですが、まずは梁見せの勾配天井を楽しんでみようかと。
背の高いピンクいいです♩
「私の部屋はピンクがいい」
そう決めた小さなお姉ちゃん
「ここに見えない線があるのよ〜」と弟禁止ラインを教えてくれました。。
きっとにぎやかなキッズルームになるでしょうね〜。
明るい南にしてあげたいから、子供部屋を通って、洗濯物を干す。布団も干す。
ならば室内物干場も付けときましょう。
外、出でみよっか・・・
横段ブラックなファサード。。 ❾のこだわり
そろそろ、あちらの部屋に入ってみましょう。
nicoさんお邪魔しまーす。
黒い床とムラサキの壁。そしてシャンデリア
みなさん「アナスイみたい」だと・・・
でもnicoさんは言われるまで意識もしていなかったらしい。
こちらが例のリアル足場板の棚。。
ペンキの剥げた感じや、真鍮の錆びたのが好き。
だからといって始めから全て
エイジング加工されたものを選ぶのではなく
剥げるのを、錆びるのを待つ。
年月を経るのを楽しむ暮らし
時間帯によってシャンデリアの光が、どんどん変わっていくのがとてもおもしろかった。
照明の効果ってすごいねー
*おしまいに*
「この2年間の夢だったやりたいことが全部できた。」
「私なんかが住んでいいのかな。」
そう言って下さったnicoさん。
嬉しいーー♫
こちらこそ、いろんな事を教えてもらって
チャレンジさせて頂いて、心に残るおもしろい家作りができました。
本当にありがとうございました。
以上、machiのniconicoオープンレポートでした。
おわり