AFRICA KOBO &ROCCOは
シアバターの化粧品を作る工房と4人家族のお家です。
ロッコさんとの出会いは2年とちょっと前、
「fizzy」のセカンドオープンハウスに来てくれました。
「素敵な暮らしぶりが見れて、フィジーさんの体験談も聴けてすごくよかった!」
「うちも土地探しから色々と相談したい」とすみカフェに来てくれました。
まずは候補の土地に希望のものが建てられるかシュミレーション。
場所は愛知県犬山市。
近くに犬山城のあるとってもいい所。
「隣同士に工房と自宅を建てて、3台分の駐車スペースとお庭が欲しい。」
「うんうん、ここなら作れそうだよ!」
そして、シアバターの事や製造工程、必要な部屋を教えてもらいながらボリュームチェック。
お家のイメージも見せてもらいました。
「木と漆喰を使った温かみのある家。」
「子供達の成長やみんなの笑顔が見える家。」
「窓から緑が見えるようにしたいなぁ。」
「どこかにRの壁が欲しい」
それから「ガーナのお家はこんな感じ」とアフリカの家も見せてくれました。
「わぁーっ、おもしろい。バーバパパのお家みたい〜♪♪ 」
*ロッコさんの欲しいもの*
1Fリビング
客間になる和室(将来の仏間)
アイランドカウンターのある独立型キッチン
野菜がストックできる食品庫兼用玄関納戸
水廻りは機能的に
1Fにアップライトピアノ
体操ができるスペース
スタディーコーナーでミシンをかけたい
アイロンは立って使いたい
リビング階段
2Fに子供部屋2つ、トイレ、主寝室、WIC
ロッコパパは床で寝たい派
ロッコママはベッド派
*
プランニング
*
まずはいつものように間取りを考えてから
壁をRにしてみる。
囲まれた壁の中に和室とキッチンがあるイメージ
スケッチの下書き。
Rでかわいくね。
こんな感じかなぁ?
むずかしいなぁ
*模型の検討*
外が茶色で中が白いシアの種をイメージ。
ロッコさんの好きな石を前面に貼るデザイン。
みんなで並んで写真が撮れるようにしたいな!
せっかくだから2つで1つに見えるといいね。
*模型作り*
最初は外壁から。
上半分は板張りの壁。
無塗装の木を貼ってから着色するんだね。
自然な色ムラが絶妙。
いい感じ!
メインのファサードは石造り。
ベンチを置いたら素敵になりそう。
いよいよ組立。
花火見る用のルーフバルコニー部分。
入り組んでる部分は考えながら。
ついてるついてる。
屋根を乗せて
おーーっっ!!
出来てきましたね。
ニンゲンを飾り付けたら
完成〜☆☆
それではお待ちかねの
*ファーストプレゼン*
まずは1Fから。
玄関を入ってすぐにある通り土間の玄関納戸。
勝手口からもアクセスできて泥つき野菜や
キャンプグッズなどが置いておける大型収納。
日に何度も工房を行ったり来たりするロッコさんが使いやすい配置になっています。
えっと、どうなってるの?
こっちから見たイメージね。
「なるほど〜。」
そして1Fのリビングダイニング。
大きな吹抜に、漆喰の壁でぐるりと囲まれた和室。
羽目板張りの天井が対比となってとても温かみのある空間。
南面の大きな窓とリビングから繋がるウッドデッキのおかげで
お庭に出やすい明るい雰囲気になっています。
客間に、将来両親を迎えるための6畳の和室(仏間付)
オモチャ棚も付いていて
お昼寝や体操スペースにと多目的に使えます。
ここから洗濯物をデッキに干せば、たたむのもラクだね〜
つづいて南側から見た所。
こちらのぐるり壁の中はキッチン
そして上部は主寝室。
2Fの渡り廊下の下にアップライトピアノ、水廻りへと続くドアがあります。
脱衣室は4帖と広めだよ。どんな使い勝手にしたいかな?
そして、料理をしながら外の緑が見たいロッコさんのキッチン。
アイランドカウンターを囲みながらみんなで料理が楽しめるよ!
「わぁ〜〜っっ、すごくいい♪♪」
ダイニングルームはこんな感じに吹抜てるよ。
つづいて2Fの間取り。
リビング階段を登って行く途中にある
みんなで使えるスタディコーナー。
リビングにより近い場所になるように、和室の天井を低めに設定。
壁面本棚には、家族写真や手作り作品を飾って成長の記録場に。
WIC付き主寝室。
床派、ベッド派の二人で使えるように一段高くした床を作ってみたよ。
そして最初は1室で使える子供部屋。
勾配天井を利用したハシゴで行くロフト(廊下の点線部分)が付いています。
「遊べるところがいっぱいあって楽しめそう♪」
*
では、いよいよ模型のお披露目☆
「おおーーっ、これはすごい。かっこいい!!」
正面(東面)のファサード
道路側(北面)
道路側からのアプローチイメージ。
お庭側(南面)
上から。
「花火も見えるよ。」
「やったぁ〜。」
「これ、実は当初考えてた位置より2棟を離しているんですよ。
そうする方がROCCOの玄関ポーチ部分が良くなると思うんですよね。
その代わりお庭か駐車スペースを縮めないといけなくて。」
「確かに最初の位置だとポーチが狭いね。
お庭は欲しいから、駐車スペースを検討しよう。」
「うん、それがいいね!」
そして、資金の事やスケジュールの確認。
ロッコさんが気に入ってくれてよかった!
*基本設計*
わかりやすいようにアフリカ工房は社長が担当、
そしてROCCOはマキが担当して設計スタート。
でも最初のゾーニングはお手伝い。
「この設備をどこに配置すると使いやすいかなぁ〜?」とふたりであれこれ。
どう使いたいのかを詳しく聞きながら間取り変更。
構造や設備など工房は難しそう。